どこへ行くにも
あたしの方ばかり見てたひとは
”だって どこへ行ってしまうか分らないんだもん”
と よく口をとがらせた

どうして そんなふうに思うのか
最後まで教えてくれなかったけど
何かそういう 君を不安にさせてしまう
原因はあたしにあったのだろう

君の 言うところの
”おおざっぱ”で”わがまま”なあたしに
”いつも てこずっていたんだよ”

そうだったんだ?
そうだったのなら 言えばよかったのにねその時
そしたら
直せたかもしれなかったのにって笑った

あの日消してあげられなかった
小さな 君の心配事
今の彼女はきっと
感じさせない優しいひとなんだね

大好きだった 優しいひと
おめでとう、
君なら絶対
幸せになれるよ

 

 

 

Mr. Afternoon tea

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