同じ窓から
夕べふたりで見たタワーが
朝焼けに映えたあと
あっという間に
騒がしさに混じってしまう
こんなにも確かな日常
夢のように

君とのことも
こんなふうに
処理できたらいいなと思う

昨日着ていた渋いダンガリーは
やっぱり君にとても良く似合う、
きっと 取り戻せないものなんて
この世には何一つない
こうして騒がしい日常が
波のようにさらいに来る
今日は昨日の続きにかわる

例えば
昨日との間に
何があったとしても

 

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