君はいつも
自分が先にリラックスしてしまって
あたしを置いて行く

ふぅ、と心地よさげに
伏せた瞳の上
うつむいて
いつも下からばかり見ていたから
睫の長さに気がつかなかった

君といると
操る言葉はとめどなく
泉のように
溢れるだけで

君の前では
無駄に饒舌なだけで
あたしは 本当に恥ずかしいくらい
言いたい事を忘れる

こうして
こんなふうに目をとじて
うなづいている
君のココロに
溶けて
広がるような
ひとかけらの言葉を

神様
さずけてください

 

”言葉”

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