君はいつも 自分が先にリラックスしてしまって あたしを置いて行く
ふぅ、と心地よさげに 伏せた瞳の上 うつむいて いつも下からばかり見ていたから 睫の長さに気がつかなかった
君といると 操る言葉はとめどなく 泉のように 溢れるだけで
君の前では 無駄に饒舌なだけで あたしは 本当に恥ずかしいくらい 言いたい事を忘れる
こうして こんなふうに目をとじて うなづいている 君のココロに 溶けて 広がるような ひとかけらの言葉を
神様 さずけてください
”言葉”
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