君がそう思うのと同じように
わたしにも 許せないものがあるんだよ

なんだか いつも心の中に満たされないところがあって
それが どうしても気になってしまうとき

何か全く関係のないもので発散させていたんだ

その渇きは 言葉として口に出せば

すごく簡単な 単純なものにしかならなくて
がっかりしてしまう

なぁんだ なんて言われちゃいそうで

けどね
それは 今まで

決してもう 短いとは言えない時を生きてこれた
その 力にすらなってきたものなんだ

わからない と言われたし、
扱いづらいと言われてしまった、

けれど、分かり易くて簡単な答えばかり示されて
全くそのとおりの方しか見られないものたちには
理解してもらいたいとも思わないから

わたしの価値観は
わたしでありたいから

 

君は 正しい、君の言うことはよく分るし、
そうしたほうがいいのかもしれないけど、
そればかりは嫌だから

それは 君の生き方だから
わたしの人生ではないでしょう
例え君にとって危なげでも
生意気 と思うかもしれないけど

 

君が それくらい と思うことだって
わたしには決して受け入れられない事だってあるんだよ

君が 君であるように
わたしも わたしであるから

一見
とても 簡単な事のように 思えるのだけれど

 

 

 

                                                    「nearly equal」

 

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