ひとりで 構わずに歩いて来た事
ひとめで ばれてしまうよね
くつは ほら
びしょぬれだもの

だけど君は「会えて良かったよ」って言うんだね

暗がりのなかでも
すぐ君とわかるのは
君が
真実だからなの?

心は
星のないプラネタリウムのよう
それでも そこで待っていてと言ったなら
君は待っていてくれるの?

スキダヨ と 告げる時は
いつでも
あの日唄ったうたの
切ないリフレインのようで
これから始める
真新しいラブストーリー
白いスクリーンの中なのに

rain_rain
映し出された 古い恋のフィルム
無数の傷が
雨のように
止まらずに降りしきるから
主人公は 笑っているのに
まるで 泣き顔のように見えてしまう
いつのまにか
こんなに 臆病になってしまっていた んだよね

rain_rain
傷だらけのスクリーンに
君の声が
音のない世界 ささやきを届ける、
色のないフィルムに
数え切れない輝きを降らす、

ね 君を 信じてもいいですか?
もう一度誰かに 恋していいですか...?

 

 

 

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