頼りがいがあると感じるのは
君が わたしを頼るから
優しくて強い などと思うのは
君が それを求めるから

 

君は いつになったらわたしを見ようとするのだろう
見た そのままや思い込んだイメージを
ぬぐうことができるだろう

君がそうして
幼くて未熟な少年のように
わたしの前でいたいのなら

気の済むまでそうしたらいいよ なんて
わたしは大丈夫 なんて
いつか 諦めてるから

 

どうせ 見えないシナリオどおり
上手にその役目を演じていくのも
・・・オトナなのだ と思うから

 

 

                                   「シナリオ」

 

 

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