日光写 真のように
時間をかけて
こころに焼き付く影

あの日の 君の残像が
いまだ 体温を秘めていて
あたしを苦しめる

泣く時は こころの怪我だから
傷付いた猫のように
暗がりに逃げ込んで
たったひとりで舐めて治すから
こんな姿は
君にだって決してみせない
気がついてもここには入らないで
可愛い女だなどと
死んでも思わないでね

会いたいって
今さら言って
何を話すの
あの日のこと
楽しかったね って
イイ人を作って
微笑めばいいの

あたしそんなの
イヤ

 

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